大阪万博2025をゆるく楽しむ入退場攻略ポイント5選

 9月最初の週末に万博に行ってきた。その日は花火や有名芸人の来場があり、約21万人というとんでもない数の来場記録があったが、50代でも体力温存で無理せず楽しめた入退場における5つのポイントを紹介する。
 1つめはアクセスの良いホテル。今回、桜島駅周辺をチョイスしたのだが、これがとても良かった。東京から新大阪駅までは新幹線。新大阪駅から桜島駅までは特別運行している「エキスポライナー」を利用し、乗換なく約15分で到着。1時間に1本程度しか運行していないので時刻表チェックは必須だがストレスなく桜島駅に着き、すぐにホテルで荷物を預け、涼しくて快適なロビーで準備を整えられた。
 2つ目は頑張りすぎないアプローチ。とにかく朝いちばんの入場が優位との口コミが多いが、西ゲート11:00の入場予約をとり、11:30頃ゲートに着いた。動き始めている列に並んだので、さほど待つことなく入ることができた。生真面目に入場時間よりも前の到着を目指さなかったことが功を奏した。
 3つ目は荷物検査をすばやく通過できる荷物のまとめかた。入場前の荷物検査では、水筒やペットボトルは外に出し、その他の荷物をX線手荷物検査装置に通す。少し大きめのリュックにスマホを含むすべての荷物をひとまとめにして、横のポケットに水筒を指して待機。順番がきたら水筒だけを抜いてゲートをくぐり、終了後はさっと担ぎなおして進むという無駄のない動作をシミュレーション通りにできたのは良かった。リュックは背中ではなく前に担ぐと物の出し入れもスムーズだし、後続の人への迷惑も軽減できる。
 4つ目は西ゲートからの退場。花火などのイベント終了後まで滞在する場合の出口戦略は重要だ。多くの電車利用者が利用する夢洲駅直結の東ゲートは、西ゲートに比較すると混んでいる。特に来場時の混雑は凄まじく、電車に乗るまでに何時間も待つと聞く。入場ゲートは予約制なので限定的だが、退場ゲートは自由に選べる。東ゲートから入ったとて西ゲートから退場する方向性を検討するのをおすすめしたい。
 5つ目はタクシーGoアプリの活用。西ゲート発着のシャトルバスを捕まえられない場合、頼りになるのはタクシーだ。特に退場時のタクシー利用は、旅をスマートに締めくくる上でおすすめである。Goアプリでは事前にお気に入り地点登録ができるので、「第2交通ターミナル」とホテルのある「桜島駅」を入れておいた。さらにアプリ利用でタクシーを呼んでいる場合は、第2交通ターミナルでタクシーと合流することになる。一般タクシーを捕まえる場合は第1交通ターミナルなので、ここは間違えないよう要注意のポイントだ。タクシー利用者は西ゲートのなかでも出口に向かって右側から出るよう案内される。ゲートを出てから第2交通ターミナルまでは約15分かかるので、ゲートを出たくらいのタイミングで配車依頼をかけた。依頼後しばらく待つが車が見つからないとエラーメッセージがでたが、500円課金して優先配車なるものを試すとすぐに手配可の返事がきた。さすがにそこからタクシーとの合流までは30分程度かかったが、東ゲートで何時間も人混みに揉まれたという数多くの投稿を後から目にしたので、西ゲートからのタクシー脱出は大成功だったと言えるだろう。
 若くはないので体力温存、少しの課金でストレス軽減しつつ、楽しめた万博旅だった。酷暑の中での大混雑に見舞われながら、知恵をしぼって切り抜けた旅の経験は自信にも繋がる良き思い出となった。万博閉幕まで1カ月を切っているが、緩いゆるく楽しむシニア旅行の工夫や経験が誰かの役に立てば嬉しく思う。

otona_rinoko

人生の折返し地点を越えた50代。
興味のベクトルはゆるくミニマムな暮らしのほか、小旅行、温泉&サウナ、アート、園芸、健康、終活、お金などなど。
「いつもあなたのおとなりに」大人の心を語ります。

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